木の駅プロジェクトと薪ボイラーについて

更新日:2017年7月3日

  木の駅プロジェクトとは

「軽トラとチェーンソーで晩酌を」を合言葉に、地域にある間伐材や林地残材といった有効活用されていない森林資源を、山林所有者や森林ボランティアが「木の駅」に出荷し、地域通貨(モリ券)を対価として得ることで森づくりと地域活性化、ひいては木質ボイラーの燃料(薪)として使用することで地球温暖化防止を目指す取り組みです。

出荷の流れ

木魂館にて出荷登録を行い、薪の搬出をして出荷場へ運びます。その後自主検収を行い、モリ券の受け取りとなります。規格は、1tあたり6,000モリです。

出荷ルール

【規格】 末口が5cm、長さは50cm以上のもの

      ※1m玉切りが望ましい。

【種類】 杉、クヌギ、ケヤキなど

      ※竹、建築廃材は不可。

地域通貨「モリ券」とは

町内の飲食店、商店、温泉など約80店舗の加盟店で使える通貨のことです。モリ券の有効期限は半年で、期限内であれば何度でも流用することができます。1枚1000モリ=1000円の価値があります。

※モリ券を使用の際はおつりは出ませんのでご注意ください。

 

薪ボイラーについて

薪ボイラーは、木の駅プロジェクトによって出荷された木材を薪に加工し、燃料として使用することで地球温暖化防止に役立っています。従来の重油だけを用いたボイラーに比べ、燃料経費が40%削減されるだけでなく、重油の使用量も80%削減することができます。

木質(薪)ボイラー

名称:薪焚き無圧開放温水ボイラー

型式:PYROMAT ECO 151小国町町長が薪ボイラーに薪を入れている写真」

製造:Viessmann(フィースマン)

製造国:オーストリア

最大出力:170kw

燃料質容量:約100kg(含水率30%時)

耐久年数:20年

熱利用の仕組み

薪の燃焼によって生じた熱気は、管式交換機を通じて缶水(水)に伝えられ、熱交換器で缶水から貯湯槽の温水へ熱伝導され貯湯槽に蓄えられます。貯湯槽の温水は、さらに3つの熱交換器を通り学びやの里にて、給湯、温泉、源泉タンクに使用されます。  


お問い合わせ

小国町役場 情報政策課 SDGs推進係
電話番号:0967-46-2118





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