鏡ヶ池
小国両神社の西隣にあり、大ケヤキの根本から清水が湧き出でています。
鏡ヶ池は、小松女院(醍醐天皇の孫娘)が恋人の少納言清原正高公(清少納言の兄)と離れ離れになってしまい、再会を祈願して祠のある池に鏡を投げ入れたという平安時代の悲しい恋の伝説が残されています。
【鏡が池の伝説】
ここには、古くから水神様が祀られています。その昔、菊池で水飢餓があり、百姓が5・6人水をもらいに来て、竹筒を地面に降ろさないように、リレー形式で菊池まで運んだそうです。すると帰るやいなや、大雨をもたらしてくれたとのことでした。
また、平安の時代には、小松女院(醍醐天皇の孫娘)が身分の違いから、恋仲になった清原正高公(清少納言の兄)と離れ離れにされてしまい、はるばる因幡(現在の島根)より、侍、侍女、乳母をおともに正高公を探し求め、道中この池に立ち寄られ、一目逢いたいとの願いを込めて、12枚の大事な鏡を沈めていったとの伝説が今もなお残っています。
地図
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