おたふくかぜ予防接種費用の一部助成開始について
おたふくかぜ予防接種
おたふくかぜワクチンについて
発熱と耳の下の腫れを主症状とするおたふくかぜを予防するワクチンは、現在のところ任意接種として接種が行われています。ワクチン接種の経済的負担の軽減と、子どもの健康を守るため、本町独自の施策として、令和5年(2023年)4月から接種費用の一部を助成します。
予防する病気
おたふくかぜは、流行性耳下腺炎あるいはムンプスとも呼ばれ、ムンプスウイルスの感染によっておこる全身性感染症です。基本的には飛沫感染ですが、患者との直接接触や患者の唾液による間接的な接触感染もあります。
2日から3週間の潜伏期の後、耳の下の腫れ、あごの周り、舌の下あたりの腫れを主症状として発症します。耳の下の腫れは発症後1日から3日でピークとなり、その後3日から7日かけて消退します。発熱は1日から6日ほど続きます。
合併症としては、無菌性髄膜炎、精巣炎、卵巣炎、膵炎、腎炎及び感音性難聴等があります。感音性難聴はおたふくかぜの重要な合併症で、発症すると聴力の回復は困難で、おたふくかぜの合併症として最も注意が必要です。
助成対象者
下記のいずれかに該当するもの
- 生後12月から24月に至るまでの間にある者
- 小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までにある者
助成額
接種費用のうち3,500円を上限に助成。
医療機関が定める予防接種料金から助成額(3,500円)を差し引いた金額を医療機関に支払ってください。
接種を受けられる医療機関
小国公立病院(電話46-3111)
- 接種を受けられる際は、必ず事前に予約をお願いします。
- 予診票は医療機関に備えてあります。
- 町外の医療機関で接種する方は償還払いの対応となります。町民課までお問い合わせください。
償還払いに必要なもの
- 予防接種助成金請求書 (PDF 55KB)
- 領収書
- 印鑑
- 振込先口座が確認できる書類(預金通帳等)
- 母子健康手帳