帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、体内に潜んでいる水痘(水ぼうそう)と同じウイルスを原因として発症する皮膚の病気です。子どもの頃に感染した水ぼうそうが治った後もウイルスが体内に潜伏し、ストレスや過労、加齢などで免疫力が低下すると再び活性化し、帯状疱疹として発症します。帯状疱疹の発症は70歳代で最も多く、加齢による免疫力の低下が原因と考えられています。毎年約60万人が発症し、80歳までに約3人に1人が経験すると想定されています。帯状疱疹ワクチンを接種しておくことで、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

 

ワクチンの種類

ワクチンの種類により方法や接種回数等が異なります。

ワクチン接種と接種回数

種類	生ワクチン	組み換えワクチン
接種方法	皮下注射	筋肉内注射
接種回数	1回	2回
予防効果	約50%〜70%、約5年程度持続	90%以上、約10年程度持続
接種条件	病気や治療によって免疫が低下している方は接種不可	免疫の状態にかかわらず接種可能

 

予防接種費用助成対象者

1.令和7年4月1日から令和8年3月31日の間に、次の年齢となる方

対象者一覧表

年度年齢	対象となる方の生年月日
65歳	昭和35年4月2日〜昭和36年4月1日
70歳	昭和30年4月2日〜昭和31年4月1日
75歳	昭和25年4月2日〜昭和26年4月1日
80歳	昭和20年4月2日〜昭和21年4月1日
85歳	昭和15年4月2日〜昭和16年4月1日
90歳	昭和10年4月2日〜昭和11年4月1日
95歳	昭和  5年4月2日〜昭和  6年4月1日
100歳	大正14年4月2日〜大正15年4月1日
100歳以上	大正14年4月1日以前に生まれた方 ※令和7年度に限る

2.種日時点で60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方

※これまでに帯状疱疹の予防接種を受けたことがある方で希望される場合は、医師にご相談の上ご検討ください。

 

接種期間

令和7年4月から令和8年3月31日まで

※この期間のみ定期接種としての公費助成が受けられます。

  

接種実施医療機関

予約が必要です。

接種日時等は希望する医療機関にてお尋ねください。

接種実施機関一覧

接種実施機関	電話番号
小国公立病院	46-3111
おぐにサテライト診療所	32-8010
おぐに整形外科	46-2121
蓮田クリニック	42-0125

  

自己負担金

1.ワクチンの場合:2,600円

2.組み換えワクチンの場合:6,600円(1回あたり)

  

 持参するもの

 予診票、健康保険証、自己負担金、健康手帳(※お持ちの方)

 

小国郷内の委託医療機関以外で接種を希望する場合

事前に依頼状または予診票を町より発行する必要があります。少なくとも1週間前には福祉課に申請してください。小国郷外では、今回送付した予診票を使用することができませんので、町外用の予診票又は依頼状を発行します。依頼状がない場合は、任意接種となり健康被害が生じた場合の補償内容が変わってきますのでご注意ください。

◎申請により必要なもの

1.町より送付した予診票

2.印鑑

◎補助の上限

償還払いの場合は、生ワクチン8,860円、組み換えワクチン22,060円を上限とし、接種料金より生ワクチン2,600円、組み換えワクチン6,600円を差し引いた金額