小国ドーム
小国ドーム
1988年(昭和63年)オープンした小国ドームは、杉角材5,602本を使用した木造立体トラス構法で建てられ、屋根はステンレス張りになっています。外観は巨大な亀の甲羅のように見えることから、BIG TURTLE(ビッグタートル)の愛称で親しまれています。
ゆうステーションと同様、葉祥栄氏の設計によるものですが、防災上禁じられていた3,000平方メートルを越える木造体育館の建設には、自らその安全性を証明して着工するのに足かけ3年を要しました。
縦44メートル、横34メートル、バレーコート3面、バスケットコート2面がとれるアリーナ部分と2階の1,000人が座れる木のベンチ型観客席は、体育館としてはもちろん、コンサートやイベントにも利用されます。
内部は木組が圧巻
日本の木造の歴史は古く、法隆寺は千数千年の今なお新しい。東大寺の大仏殿は世界最古の木造建築であり、高さ60mは20階建のビルと同じ。
小国町では小国杉の小径木を特殊技術でジョイントし三角形を作り、その集合体を組み合わせることにより、自由な空間を作り上げることに成功しました。
日本古来の木の文化と新しい技術の融合、それが小国ドームです。
天井ジョイント
トラスト材: 5,602本
□:9cm×17cm角
L:90cmから260cm
ジョイント: 1,455個
夜の灯りでは一段と美しい小国ドーム
今までのコンクリート造りとくらべ木の持つあたたかさがあり、音響の面でもすぐれていて、コンサートや各種イベントにも利用されています。
詳しくは下記リンクをご確認ください。
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