小国はみんなでSDGs♪ vol.16 ~ゴール15 陸の豊かさも守ろう~
令和2年度広報おぐに12月号からSDGsについて連載を開始しています。小国町ホームページでも連動して、SDGsについてご紹介します!
第16回:ゴール15 陸の豊かさも守ろう
小国はみんなでSDGs♪
16回目の今回はゴール15「陸の豊かさも守ろう」をご紹介します。
日本の約7割は森林が占めており、世界でも有数な森林大国です。この小国町も町の面積の約8割を森林が占め、『小国杉』を代表に、昔から人々の手で大事に育てられています。その森林は光合成により二酸化炭素を吸収し綺麗な空気を作り出すなど、人や動物の生態系を維持するためには重要な役割を果たしています。
しかし、世界では1秒間にテニスコート15面分の森林が消えていることをご存知でしょうか。
この原因はいくつか考えられますが、一つは気候変動による干ばつなどの影響による大規模な森林火災の発生です。もう一つは過剰な森林伐採や違法な森林伐採が挙げられます。この違法な伐採は、この日本国内でも起きています。その中でも、宮崎県や熊本県内でも『盗伐』という事案も起きています。
ここまでの話だと“木は伐らないことがいい”と思われるかもしれませんが、実は“木を伐る”ことは必要で、大事なことは必要な量を伐り、森を育てるという“管理”です。適切に木を伐ることで密集を防ぎ、より多くの光を浴びながら成長できるので、二酸化炭素の吸収量などが高められます。
それでは、身近に出来ることとは何でしょうか。例えば紙を無駄に使わない、ミスコピーの裏紙を使うことや、プラスチック製品を選ばずエコラベル商品を選ぶことなども挙げられます。また、色んな人、色んな場所で『小国杉』を使ってもらうと、小国町の環境も経済も循環する大きな取り組みになります。
まずは小国町の自然に愛着を持ってもらい、出来ることを出来る範囲で行動してもらうことが、次世代に繋がる環境となるのではないでしょうか。
次回は、ゴール16「平和と公正をすべての人に」をご紹介します。
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